クレンジングの歴史
日本に石けんが登場したのは、1606年江戸時代のことです。
その頃の石けんは現在のものとは違い、麦の粉を灰汁で固めたものでした。
灰色の石けんだったのかなー。
日本が江戸時代のころ、フランスではマルセイユ石けんのブランドが確立しました。
フランスの国王ルイ14世がマルセイユ石けんの製造にオリーブ油以外の使用を禁止するなど厳しい基準を設けました。
マルセイユ石けんは、その高い品質から「王家の石けん」とも呼ばれ、上級階級の間で流行していました。
日本でも江戸時代に石けんが登場しても一般の人たちが使われるようになったのは、明治以降のことです。
日本でもフランスでも石けんは、高価なものだったんですね。
江戸時代のころ庶民は何で洗っていたのかというと、小豆などの粉を配合した粉で体を洗い、
顏はというと、なんとうぐいすのフンなどで洗っていました。
現在では考えられませんが昔の人の知恵って、すごいですよね。
うぐいすが何を食べていたのかも気になりますね(笑)
気になる江戸時代のメイク
うぐいすのフンで洗顔してた頃は、どんなお化粧をしていたのかと気になったのは私だけでしょうか(笑)
江戸時代の主なメイクは、色白が美人の第一条件ということから白粉化粧(鉛白粉)、既婚女性の印として歯をタンニンなどで黒く染めるお歯黒、そして出産後は眉を剃り、紅花から作った赤一色の紅をさしてました。
想像しただけでもすごいメイクです(笑)
お粉や紅の化粧は、現在にも引き継がれていますね。
眉剃りもかな(^^)
【余談】江戸時代にアメリカでヴァセリン誕生!
おなじみのヴァセリンが誕生したのは、日本が江戸時代の頃です。
先日、クレンジング剤の代用になるのかヴァセリンでクレンジングしてたところだったので、ヴァセリンがそんな昔に誕生してたなんて驚きでした。
【関連するページ】
石油採掘機に付着するワックスに軟膏の作用があると知ったアメリカの化学者がそれを精製しVaseline(ヴァセリン)が誕生しました。
日本が明治時代になった1870年には、現在でもおなじみのヴァセリンオリジナルピュアスキンジェリーの原型が発売されてます。
ヴァセリンは、古くから存在してたんですね。
石けんやヴァセリンが昔から愛用されてるということは、安全面から見てもお墨付きですね!
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